ベトナム出身 (リンさん)
日本に来ようと思ったきっかけ、日本で就職したいと思った理由を教えてください。
ベトナムの両親が日系企業で働いています。小さいころから、母の同僚である日本人と和食レストランに行くなど、日本人と接する機会がありました。日本人の仕事の姿勢は熱心で、真面目だと思います。一緒に働くことで多くのことを吸収できると思います。ヨーロッパやアメリカには無い、独自の文化があることも魅力です。
いまはどんなお仕事をしていますか?
ビザ申請準備のサポートをしています。日本に来るベトナム人は毎日増えていて、現在約20万人います。ベトナムと日本の架け橋になりたいです。また、各国のさまざまなバックグラウンドを持つ方とお知り合いになれて、とても幸せです。
仕事をはじめてまだ二か月ですが、とても楽しいです。色々な新しいことを覚えられます。法律に興味があって、勉強できることが嬉しいです。
楽しんでお仕事に取り組まれているんですね!職場はどんな雰囲気ですか?
同僚のみなさんはとても優しいです。わからないことも、聞きやすい環境です。理解できないことがあったら、わかりやすい言葉に言い換えたり、英語で話してくれたりします。
リンさんは、日本語より英語のほうが得意なのですね。
はい。実は、大学院の授業は英語で受けていました。友達もみんな外国人です。日本語を使う機会が少なかったので、まだ自信がない部分もあります。敬語はとくに難しいですね。
日本語はどうやって勉強したのですか?
ボランティアの日本語講座をやっている図書館に通っていました。就職するために日本語能力試験も受けました。日本語の勉強に集中しすぎて、大学院の単位を落としそうになってしまったことも・・・。きちんと計画を立てて、やるべきことの優先順位を考えることが必要だと思いました。
なるほど。日本語の勉強は時間がかかりそうなので、早めの準備が必要ですね。日本での就職活動はどのように進めましたか?
インターネットで求人を検索するところから始めました。でも、なかなかベトナム人を採用してくれる企業を見つけることができませんでした。ベトナム語を活かせる会社はなかなか少ないですね。また、ジョブフェアには3回ほど参加しました。すぐ面接をしてもらえたのが良かったです。結局、内定は3社もらいました。
これからの夢や、目標はありますか?
日本で行政書士になりたいです。テストを受けるためには難しい言葉もたくさん覚えなければならないので、まずはもっと日本語の勉強をすることが必要です。これから就職する皆さんも、日本語の勉強を頑張ってください!