社内に新しい風を吹かせてくれることを

期待しています。

会社概要

会社名株式会社ニチレイ
代表取締役社長大櫛 顕也
創立年月日1942年12月24日(前身である帝国水産統制株式会社の設立)
1945年12月1日(日本冷蔵株式会社として改組)
1985年2月1日(株式会社ニチレイに社名変更 現在に至る)
本社所在地〒104-8402 東京都中央区築地六丁目19番20号ニチレイ東銀座ビル
事業内容加工食品事業 低温物流事業 水産事業 畜産事業 バイオサイエンス事業 不動産事業

ニチレイグループの更なる成長を考えた時に海外事業を拡大させるということが前提にあります。具体的には、長期経営目標で海外売上高比率30%という目標を設定しています。それに伴い海外人財(※)の確保・育成に力を入れており、日本のみならず海外を含む様々なバックグラウンドがある人財の採用も実施しています。多様な意見を持った人財で議論することが会社を強くするというダイバーシティの観点からも大きな意味を持つと考えています。
※ニチレイグループでは、従業員をかけがえのない存在と考え、「人材」ではなく「人財」と表記しています。

採用が決まった外国人の方たちが入社後に安心して働きやすい体制づくりを行う予定です。具体的には、比較的年齢の近い先輩社員にメンターとして成長をサポートいただくことを考えています。2025年度入社の内定者には、持株会社における管理的な業務を担当いただく予定ですが、まずは取り掛かりやすい業務からスタートするつもりです。また、選考において実施している適性検査は、日本人の受講を前提としていますので、日常では使用しないような難しい日本語表現や、文化の深い理解がないと解けない問題もあります。国語で作者の複雑な意図を問うような問題が解けず、優秀な外国人留学生が試験をクリアできないといったことが起きてしまったら本末転倒です。今回の取り組みを通じて、このような課題認識を持つことができ、適性検査を含む選考フローを今後どうすべきか検討中です。
また、入社後に困難な状況に陥ったとしても、伴走して寄り添うことも大切だと考えています。彼ら、彼女らが頑張りを見せることは、他の社員にとっても良い刺激となると思うので、周りに火をつける存在となっていただけると嬉しいです。

そもそも母集団形成の仕方が分からず、東南アジアに特化している貴社にお話を伺いました。5社ほど比較をしていましたが、営業ご担当者の「社会課題を解決したい」という熱い思いが、当社の経営理念とも一致し、お願いすることに迷いはありませんでした。
貴社は母集団形成→候補者のスクリーニング→当社とのマッチ度が高い人財の選定→会社説明会→カジュアル面談まで、シームレスで一気通貫したサービスを提供されています。ここまでの流れを1日で完結できることも魅力の一つだと感じています。

とても意欲的な人財が集まっていると感じました。皆さん非常に日本語が堪能でした。
ただ、候補者の皆さんにとって、比較的早い時期に行う日本の就職活動は学業との両立を考えると、準備期間は短かったと感じました。やはり2週間ほどで募集をされるため、候補者にとっては企業研究を行う時間が十分ではなく、理解度が少し低いと感じました。しかし、コミュニケーションを取っていく中でその点は解消されていきました。

当社にかかわらず一般的に学生を集めるということに課題があります。
新卒(22歳)人口は、これまで約10年間、120万人台で推移しておりましたが、22年を境に毎年数万人規模で減少し、27年には110万人を割り込むという試算もあり、新卒採用は大変厳しくなってくると思います。
今後は、これまでの採用手法も残しつつ、新たに今の学生の考えに合った採用形式が求められていると考えています。
例として、直近2~3年の動きを振り返ると、業績自体は伸びているにもかかわらず、学生のエントリー数が年々減ってきています。どこの部署に配属されるのか分からないという「ゼネラリスト」を目指す採用スタイルだけではなく、職種別採用のようなキャリアがイメージしやすい方法との併用なども検討しています。

国籍は関係ありませんが、自分の考えや意見を社内でどんどん言ってほしいと思っています。当社は約80年の歴史があり、社会からの厚い信頼や、業績も安定している反面、新しいことへの挑戦に対して、慎重になり過ぎてしまうことがあります。入社後は過去の事例に捉らわれず、新しい風をどんどん入れてくれることを期待しています。
労働意識に関するグローバル調査では、日本人の昇進・昇格への意欲や仕事への熱意は世界の中で圧倒的に低く、自己研鑽しない割合も高い結果になっています。日本企業の多くが長期雇用を前提とし、経験年数と処遇の関係性が高い職能資格制度を採用していることが影響しているとも言えますが、健全な危機意識を持つために、マイノリティの声を積極的に取り入れて新しい風を吹かせる必要があります。今まで以上に、おかしいことはおかしいと言える風土を醸成していきたいと思います。
また、25年春に入社を予定している外国人留学生の面接を通じて、当社に心から興味を持ってくれていることを非常に感じ、入社意欲も高く、今後大きく成長し、活躍するイメージが持てました。一緒に仕事ができる春を大変楽しみにしています。
また、26年の採用につきましても、引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。